依頼者は、自動車を運転して交差点に直進進入したところ、相手方車両と出合い頭で衝突したという事故態様でした。
依頼者は、胸椎圧迫骨折の傷病を負い、入通院治療を受けることとなりました。
その後、腰背部痛、胸椎の変形等を残して症状固定となり、事前認定の結果、後遺障害等級11級7号の認定を受けました。
相手方から賠償案の提示があったものの、依頼者は適切な内容か否かの判断がつかず、専門家の助力の必要性を感じられ、ご相談を受け、ご依頼を頂戴しました。

担当弁護士が相手方からの賠償案を検討したところ、慰謝料や後遺障害逸失利益等が、弁護士基準と比べて低額といえる内容でした。
そこで、担当弁護士は資料精査の上、弁護士基準に照らして賠償額を算出し、依頼者が感じておられる就労への支障等を付記して、相手方との交渉に臨みました。
相手方から出し渋りがあったものの、最終的に、依頼から約2ヶ月で、既払い分を除いて約910万円の賠償金を支払ってもらう内容の示談が成立しました。 交通事故の賠償金額　無料診断サービス