交通事故に強い法律事務所へ弁護士相談|弁護士法人ALG

交通事故専属のスタッフが丁寧にご対応します

0120-979-039

相談受付全国対応

24時間予約受付・年中無休・通話無料

0120-979-039

後遺障害等級の認定率について

弁護士法人ALG 福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治

監修福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates

「痛みやしびれが残っているにもかかわらず、なぜ後遺障害に該当しないのか?」、「後遺障害は、どれぐらいの確率で認められるのか?」といった質問をよく受けます。

私たちも、絶対に後遺障害が認められると思っていた事案が認められなかったり、反対に難しいと思っていた事案が認められたりする場合があり、「絶対に○○です」と答えにくいのが現状です。

とくに、交通事故で受傷しやすい「むちうち」は、重い症状で苦しんでいるのにも関わらず、後遺障害が認定されないということをよく耳にします。

 

本ページでは、後遺障害等級認定の傾向と対策についてくわしく説明します。

交通事故被害者専用 相談窓口まずは交通事故の受付スタッフが丁寧にご対応いたします

0120-979-039

24時間予約受付・年中無休・通話無料

※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。

後遺障害等級の現状

後遺障害を審査・認定する第三者機関である「損害保険料率算出機構」が、後遺障害等級に関する統計を発表しています。 直近の統計によると、毎年約6千件の後遺障害が、何らかの等級に認定されています。そのなかでも一番多く認定された等級は、一番軽度な等級である第14級で、全体の約6割を占めています。 毎年約6千件も後遺障害が認定されていると聞くと、ずいぶん多く感じます。全体の後遺障害申請件数は発表されていませんが、損害保険料率算出機構の年間請求受付件数は約130万件あり、そのなかで後遺障害が認定される確率は約5%前後です。この受付件数には死亡案件・傷害のみの案件も含まれていますが、自賠責保険の請求件数のうち100人に5人しか後遺障害が認められていないのが現状です。

むちうちは認定率が低い?

後遺症のなかでも、むちうちは重い症状があるにもかかわらず、後遺障害非該当になりやすいといわれています。 実務上でも、むちうちの後遺障害認定は、非該当となった場合にもなぜ非該当になったのかわからないことが多く、非常に難しいと感じます。 原因としては、自賠責の認定が書面審理だけであることに加え、むちうちは画像や検査結果に基づいた医師による他覚的所見のない場合が多く、自覚症状によってのみ後遺障害を申請せざるを得ないことが考えられます。 また、自覚症状が医師にうまく伝わらず、適切な後遺障害診断書を書いてもらえないケースも多く見られます。 むちうちについて詳しく知りたい方は、以下のページもご覧ください。

後遺障害等級認定の難しさ

自賠責保険へ後遺障害等級を申請しても認定されにくい原因のひとつとして、後遺障害診断書に不備がある場合が挙げられます。後遺障害の有無は、基本的に、後遺障害診断書の記載内容と、通院中に病院で撮影した画像を審査することによって判断します。 そのため、後遺障害申請にあたって、等級認定に必要な検査を行っていなかったり、後遺障害認定基準を医師が知らず、記載事項が分からなかったりする等の理由で後遺障害診断書の記載内容が不十分であると、後遺症が残っているにもかかわらず、後遺障害に該当しないと判断されてしまいます。

後遺障害等級認定率をあげるためにできること

後遺障害等級認定率を上げるために、通院中から実践したいポイントを以下に説明します。 ①自覚症状については、すべての症状を正確に伝える 後遺障害診断書に正確に記載してもらえるよう、治療開始時から一貫した自覚症状を医師に伝えるようにし、正しく詳細に伝えるようにしましょう。 ② 適切な期間に適切な頻度で通院する 後遺障害等級が認められるためには、一般的に6ヶ月以上の通院期間が必要といわれています。痛みやしびれが残る場合には、自己判断で通院を中止せずに、医師の判断のもと、できる限り通院を継続するようにしましょう。 ③ 後遺障害診断書に不備がないようにする 医師に書いてもらった後遺障害診断書に記載もれや間違いがないか最終確認をしましょう。訂正が必要な場合は、自分で修正せず、医師に訂正をお願いします。また、後遺障害を申請するために必要な検査を受けるようにし、検査結果についても必ず記載してもらいましょう。 後遺障害診断書について詳しく知りたい方は、以下のページもご覧ください。

弁護士法人ALGに依頼することで後遺障害等級が認定される可能性が広がります

後遺障害に等級認定される確率は約5%と、非常に狭き門です。 しかし、治療開始時より後遺障害等級認定に向けて対策をとることによって、認定率を上げることは可能です。 後遺障害が残ってしまった場合、適切な後遺障害等級に認定されるかどうかで、その後の賠償額は大きく変わります。 弁護士は、通院についてのアドバイスや後遺障害診断書のチェックから医師や加害者側とのやりとりまで行えます。 弁護士法人ALGは、交通事故案件や医療問題に詳しい弁護士が多数在籍しており、無料相談も承っております。 後遺障害申請でお困りの際には、一度弁護士にご相談ください。

交通事故弁護士 TOPページへ

交通事故被害者専用 相談窓口まずは交通事故の受付スタッフが丁寧にご対応いたします

0120-979-039

24時間予約受付・年中無休・通話無料

※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。

弁護士法人ALG 福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治
監修 福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates
監修 福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates
保有資格弁護士(福岡県弁護士会所属・登録番号:41560)
増額しなければ成功報酬は頂きません

交通事故事件の経験豊富な
弁護士が全面サポート

増額しなければ成功報酬は頂きません

弁護士費用特約を使う場合
本人原則負担なし※保険会社の条件によっては
本人負担が生じることがあります。

弁護士報酬:成功報酬制

  • 着手金0円
  • 相談料0円
  • 弁護士費用後払い

※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合

※事案によっては対応できないこともあります。

※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

交通事故弁護士 TOPページへ

その他後遺障害に関する記事

後遺障害後遺障害診断書の「自覚症状」の記入例や伝え方のポイント【後遺障害】労災と自賠責の両方に申請できる?後遺障害の基準となる手のひら大について解説いたします交通事故で腎臓に後遺障害が残ったら交通事故によるうつ病と後遺障害認定交通事故による脾臓損傷の後遺障害交通事故による肋間神経痛と後遺障害交通事故で神経痛の後遺障害が残ることはあるのか後遺障害等級10級の慰謝料相場と等級認定のポイント交通事故で足切断した場合の慰謝料交通事故による動揺関節と後遺障害自律神経失調症と後遺障害認定交通事故で内臓破裂した時の後遺障害について交通事故で外傷性くも膜下出血になってしまったら後遺障害等級14級の慰謝料はいくら?症状や請求方法は?人工関節置換の後遺障害について後遺障害等級12級の慰謝料と認定基準について末梢神経障害を後遺障害として認めてもらうには交通事故で骨折をしたら? 骨折で請求できる慰謝料や相場を解説足の痛みの原因と後遺障害外貌醜状|交通事故で傷跡が残った場合の後遺障害等級と認定ポイントRSD、CRPSによる疼痛の種類と後遺障害等級全身打撲は後遺障害になるのか?緑内障における後遺障害と視野障害・視力障害の慰謝料骨挫傷は後遺障害に認定される?交通事故で聴力障害が発症した場合の後遺障害と慰謝料について後遺障害の併合とは|ルールや慰謝料への影響について解説ふらつきが続く場合の原因と後遺障害交通事故で腰部脊柱管狭窄症になった時の後遺障害腱板損傷と後遺障害パニック障害は後遺障害になるのかTFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷と後遺障害交通事故による手足のしびれの後遺障害|慰謝料相場や認定について股関節唇損傷と後遺障害について交通事故によるPTSDが後遺障害として認定されるために交通事故により遷延性意識障害となった場合の後遺障害や賠償金について詳しく解説胸郭出口症候群と後遺障害偽関節と後遺障害について後縦靭帯骨化症(OPLL)とは? 交通事故との関係について交通事故で関節に可動域制限が残った場合 | 後遺障害認定について交通事故によって家族が意識不明になってしまった場合にするべきこと肺挫傷と後遺障害について交通事故が原因による耳鳴りの後遺障害等級認定について運動障害になる原因と後遺障害等級車椅子が必要になった時の費用は相手に請求できる?交通事故後、吐き気が続いて気持ち悪い…後遺障害として認められるのか交通事故で腕が上がらなくなったら後遺障害等級認定されるのか?交通事故による握力低下と後遺障害の解説びまん性軸索損傷の解説│症状や後遺障害など交通事故による【麻痺】と後遺障害について交通事故後の腰痛の原因と後遺障害交通事故後の眼振と併発する傷病の後遺障害と慰謝料について半月板損傷の症状と後遺障害バレリュー症候群の治療法と後遺障害について交通事故による脊髄損傷の後遺障害等級・慰謝料・逸失利益について交通事故の後遺症が残りそうだと診断された場合の対処法膝の痛みは後遺障害認定される?認定要件と慰謝料椎間板ヘルニアの後遺障害と認定に必要な因果関係嗅覚障害の後遺障害と慰謝料交通事故後に認知症を発症した場合の因果関係交通事故による後遺症の種類後遺障害診断書とは?記載内容・書式のもらい方・費用などを徹底解説!咀嚼の機能障害と慰謝料ストレートネックの症状と後遺障害・むちうちとの違い交通事故と頚椎ヘルニア|後遺障害認定のポイント腰椎捻挫の後遺障害|しびれが残る場合の慰謝料顎関節症の後遺障害と慰謝料|神経症状・開口障害高次脳機能障害の症状|後遺障害認定のポイント後遺障害が認定されない理由と異議申し立ての3つの方法について複視になる原因と後遺障害と慰謝料交通事故による頭痛の後遺障害と慰謝料|むちうちとの関係とは?交通事故で脳挫傷になってしまったら脳損傷の後遺障害|交通事故による症状について交通事故後のてんかんの後遺障害と慰謝料について交通事故で坐骨神経痛が発症した時の慰謝料と後遺症について交通事故で脳震盪になった場合の症状と慰謝料について交通事故で脳脊髄液減少症になった時の慰謝料と治療法、原因について交通事故で脳出血を起こした場合の慰謝料と後遺症についてめまいの原因はむちうち?!交通事故の影響とは交通事故後に脳梗塞になった場合の慰謝料と因果関係について靭帯を損傷した場合の慰謝料と後遺障害認定のポイント