被害者にも過失のある死亡事故において、被害者不利の過失割合から逆転して約1300万円の増額に至った事例
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
賠償金額 | 3000万円 | → | 約4300万円 | 約1300万円の増額 |
過失割合 | 6割以上 | → | 4割程度 | 適切な過失割合の認定 |
事案の概要
被害者(事故当時21歳、男性)は、片側2車線の道路の左車線をバイクで走行していたところ、右車線から進路変更をした小型トラックの後部に衝突したという事故態様でした。
被害者は、衝突時に転倒し、頭部を強く打つ等していたため、病院に運ばれた後間もなく亡くなられました。
相手方は、本件事故は主に被害者の過失による事故であるから、被害者の過失割合が6割以上であると主張しました。しかし、被害者のご両親はこの言い分に納得がいかず、ご相談を受け、ご依頼を頂戴しました。
埼玉法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
担当弁護士は、過失割合が最大の争点であると判断し、過去の類似事例を調査する等して当方の主張を精緻化し、相手方に被害者の過失割合は多くとも4割であると主張しました。
また、この交渉と並行して自賠責保険に被害者請求を行い、被害者の死亡保険金として、自賠責保険から3000万円の支払いを獲得しました。
担当弁護士は、相手方との交渉による解決は困難と判断し、訴訟を提起しました。
訴訟では、改めて類似事例から分析すると被害者の過失が小さいといえる点や、相手方の主張に根拠がない点等を主張し、裁判官から被害者の過失割合は4割程度であるとの心証を引き出しました。
その結果、自賠責保険による既払いの保険金3000万円を除く、約1300万円を相手方が支払う内容で和解が成立しました。
ご家族が交通事故被害に遭われた方へ
解決事例をポイント別に見る
- 通勤交通費
- 主夫休損
- 評価損
- 異時共同不法行為
- 治療期間
- 治療・通院
- 慰謝料
- 後遺障害等級認定の取得
- 後遺障害等級
- 主婦休損
- 休業損害
- 後遺障害
- 後遺障害等級の異議申立て
- 逸失利益
- 過失割合
- 賠償金額
- 紛争処理センター
- 死亡事故
- その他
解決事例を部位・症状別に見る
- 肩部
- 頸椎
- 頚部~肩部
- 頚部
- 頚椎捻挫
- 頚椎
- 靱帯断裂
- 醜状障害
- 腰部
- 腰椎
- 首部
- 背部
- TFCC損傷
- 肋骨
- 耳鳴
- 頭部(眼・耳・鼻・口)
- 痛み
- しびれ
- 切断
- 可動域制限
- 味覚障害
- 外傷性くも膜下出血
- 感覚鈍麻
- 慰謝料
- 挫傷
- 死亡
- 上肢(肩・肘・手・手指)
- 下肢(股・膝・足・足指)
- むちうち
- 骨折
- 脊髄損傷
- 脊柱
- 高次脳機能障害
- 胸腹部臓器
- 精神疾患
- RSD