事故態様は、ご依頼者様運転の車両が信号待ちで停止していたところ、後方から相手方自動車が走行してきて追突したという事案です。
ご依頼者様は本件事故により、頚椎捻挫、腰部挫傷等の傷害を負いました。
その後、相手方保険会社との交渉を開始するにあたり、弁護士を窓口として交渉し、今後の治療や後遺障害申請の手続きを適切に進めたいという点につき当法人にご相談いただきました。

当職が具体的な事故状況等を詳細に聴取し、今後の窓口交代や後遺障害申請の手続きを含め、人身に関する損害賠償交渉につきご依頼を受けました。
その後ご依頼者様は７か月程度通院治療を継続したものの、頚椎捻挫後の右手のしびれ等の症状が残存しました。
症状固定後は当法人において資料を収集して被害者請求により後遺障害申請を行い、後遺障害等級14級9号と認定されました。
認定された後遺障害等級を前提に相手方保険会社との示談交渉した結果、各損害項目について当方の主張通りに認められ、裁判基準の満額で示談に至ることができました（後遺障害部分の自賠責保険金含め約360万円）。

事故後の間もない時期から弁護士に相談し、弁護士のアドバイスを踏まえて通院できた点、弁護士に窓口を交代したことで保険会社と直接やり取りをする必要がなくなり、治療に専念することが出来た点、治療後も残存した症状について後遺障害等級認定を得られた点及び訴訟した場合と比較しても大きな差が無い内容で示談に至ることができた点でご依頼者様にもご満足いただける形で解決することができました。