本件は、依頼者（40代、アルバイト）が自転車で車道上を走行していたところ、後方から進行してきたトラックに追突されたという事故態様でした。
依頼者は、相当期間の入通院治療を受けたものの、高次脳機能障害や腎臓障害等の障害が残り、事前認定を受けた結果、後遺障害等級6級が認定されました。
その後、相手方から既払い分を除いて約2500万円の賠償案が提示されましたが、重症事案であり、適切な賠償額であるか否か判断がつかなかったため、弊所にご相談いただき、ご依頼を頂戴することとなりました。

担当弁護士が、相手方の賠償案を検討したところ、主に入通院慰謝料、後遺症慰謝料、逸失利益が弁護士基準に比べて低いといえる内容でした。
そこで、弁護士基準に照らして算出した賠償額を提示して相手方に増額を求めたところ、約1000万円の増額となり、最終的に、既払い分を除いて約3500万円の賠償金を支払ってもらう内容の示談が成立しました。 ALGが選ばれ続ける理由