死亡事故において現場調査や遺族の心情を踏まえた交渉により増額に至った事例
- 争点:
- 過失割合・賠償金額(慰謝料・逸失利益)
- 対応事務所:
- 千葉法律事務所
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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過失割合 | 8:2 | → | 9:1 | 過失割合を1割有利に修正 |
事案の概要
本件は、交差点を横断しようとしたお子さん(女子、事故当時3歳)が、直進してきた相手方車両にはねられたという事故態様でした。
被害者であるお子さんは事故後間もなくお亡くなりになり、お母様からご依頼を頂戴しました。
千葉法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
担当弁護士が交渉に着手したところ、相手方は当初、過失割合について当方:相手方=2:8と考えているとの回答を受けました。
そこで、担当弁護士は依頼者から、加害車両がお子さんをひいてからそのまま走行を続け、途中で引き返してきた事情などを聞きとったうえ、事故現場を実際に見分しました。
その結果、本件事故現場に相手方の視界を妨げるほどの物はなく、お子さんの飛び出しが原因であったといえる形状ではない点や、相手方車両はお子さんをひいた後、200メートル程度そのまま走行した事実が判明しました。
こうした事実を説明したところ、過失割合は当方:相手方=1:9に変更されました。
また、慰謝料について近親者慰謝料も含めた増額提示を行い、逸失利益については基礎収入を女性労働者の全年齢平均賃金ではなく、当方に有利となる男女計全年齢平均賃金を用いるべきと主張しました。
交渉の結果、慰謝料額やその他の部分について、当方の提示額が認められ、最終的に、既払い分を除いて約4370万円を支払ってもらう内容で示談成立に至りました。
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