弁護士の介入により依頼者不利と扱われていた過失割合が逆転した事例
- 争点:
- 過失割合
- 対応事務所:
- 横浜法律事務所
事案の概要
依頼者(50代男性、会社員)は、自動車を運転中、信号機のない丁字路交差点で右折を開始したところ、右側後方から相手方の運転するバイクが依頼者車両を追い越そうと直進してきたため、衝突したという事故態様でした。
相手方は、依頼者の方が事故の責任(過失)が大きいと言い、過失割合は譲歩してもせいぜい5:5までと主張してきました。
依頼者は相手方の主張に納得がいかず、ご相談、ご依頼を頂戴しました。
横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
担当弁護士は、依頼者から本件事故当時の状況を詳しく聴取したところ、相手方が主張する事故状況の内容に不自然な点を発見しました。
そこで、警察署から物件事故報告書を取得したり、相手方(保険会社)のアジャスターが作成した現場見取図(事故状況図)等も取り寄せたりして、本件事故の経過を詳しく分析し直しました。
そして、分析の結果、本件事故の主な原因は、依頼者の右側後方から無理に追い越そうとした相手方にあるとの結論に至り、相手方に資料を送付して、相手方の主張内容の不自然な点等を反論しました。
担当弁護士の反論により、相手方は過失割合5:5から譲歩して、依頼者に有利となる過失割合の対案を出してきたため、示談成立に至りました。
担当弁護士が、現場見取図や事故車両の損傷写真といった客観的な資料を分析した結果が見事に反映された事案でした。
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