ご依頼者は20代の女性で、女性が助手席に乗る車両の走行中に、車線変更してきた車両に衝突される事故に遭い、頚椎捻挫の傷害を負いました。
約半年通院したのち事前認定による後遺障害申請を行ったものの、結果は非該当であったため、異議申立てをしたいとのことでご相談に見えました。

ご依頼者様は、事前認定による後遺障害申請の結果が非該当であったものの、左頚部痛がなお残存していることから、異議申立てをしたいとのご意向でした。

また、ご依頼者様は、異議申立てを行うのと並行して、傷害先行示談をご希望されていました。

そのため、受任後、速やかに資料を取り付けて賠償案を作成して傷害先行示談を行うのと並行して、異議申立書を作成して異議申立てを行いました。

傷害先行示談では、ご依頼者様は専門学校生であるものの、夫と子のいる主婦でもあったため、相手方保険会社に対して本件事故による受傷が家事業に支障を与えたことを説明したところ、主婦休損が認められ、110万円での示談となりました。

また、異議申立ての結果、14級9号が認定されました。後遺障害部分の示談でも主婦の逸失利益が認められ、自賠責保険金を含め約155万円での示談となりました。

弁護士が介入して異議申立て申請、示談交渉を行うことによって、適正な賠償額が得られた事案でした。