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後遺障害逸失利益が約3倍、慰謝料が弁護士基準になった結果、約530万円の増額になった事例

後遺障害等級:
12級6号
被害者の状況(症状):
骨折後の肩関節の可動域制限及び疼痛の残存
争点:
逸失利益の評価を中心とした賠償金金額
過失割合
対応事務所:
横浜法律事務所
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約270万円 約800万円 約530万円増額

事案の概要

40代男性、医療職
バイクで直進中にわき道から出てきた自動車と衝突して右上腕近位端骨折
骨折は癒合したものの、肩関節の可動域制限と骨折部位の疼痛が残存
保険会社から賠償金額が提示されたものの、後遺障害逸失利益が非常に低い評価となっており、適正な賠償金額が争点となった

弁護士法人ALG&Associates

横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果

弁護士介入後、依頼者から聞き取った残存症状、症状による仕事への影響を等を踏まえ、賠償金額を算定し、保険会社に提示して交渉を続けました。保険会社は、依頼者には現時点では大きな減収は生じていないことを理由に、相場よりかなり低い金額を提示してきていましたが、将来的な支障が生じる可能性など指摘していくことで、後遺障害逸失利益は当初の3倍近くの金額になりました。また、慰謝料についても、任意保険基準で算定されていたところを裁判基準に引き直して算定することができました。その結果、当初の提示額から全体で500万円以上の増額となりました。

本件では、過失割合についても争点となっており、訴訟まで行えば、依頼者に少し有利に過失が変わる可能性もありましたが、早期解決を希望していた依頼者が、過失割合では譲歩する代わりに後遺障害逸失利益や慰謝料の点で適切な賠償を得ることを優先して解決することを選択しました。

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