ドライブレコーダーの画像をもとに80:20⇒90:10と過失割合を有利に修正した事例
- 争点:
- 物損額
- 過失割合
- 対応事務所:
- 神戸法律事務所
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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賠償金額 | 約35万円 | → | 約46万円 | 約11万円の増額 |
過失割合 | 80対20 | → | 90対10 | より有利になるよう修正 |
事案の概要
ご依頼者様は、片側1車線の道路を走行していたところ、交差点の手前の、左手にコンビニがある場所に差し掛かりました。
コンビニには当然、多数の駐車車両が止まっていたのですが、そのうちの1台がご依頼者様の道路に路外進出しようと進行してきました。
ご依頼者様は、クラクションを鳴らすなどして注意を促したのですが、路外進出しようとする車は、明らかによそ見をしてご依頼者様の車に気づかずにそのまま路外進出をしました。
そのため、ご依頼者様の車の左側面と、加害者の車の前部が衝突して、ご依頼者様は負傷するに至りました。
ご依頼者様は、加害者の不注意により事故に遭ったと考えて、相手方保険会社との交渉が必要と考えて、専門家に依頼する必要を感じられ、弊所にご相談されました。
神戸法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
まず、担当弁護士は、路外進出の車両と直進した車両が衝突した事故における過失割合が80(加害者):20(ご依頼者様)であったところ、相手方保険会社の過失割合の主張が、かかる基本的な過失割合である80:20であったことを確認しました。
これにより、こちらでこちらの過失が低いことを改めて立証していく必要があるので、事故状況をしっかりと確認すべく、ご依頼者様の車に搭載されていたドライブレコーダーの映像を確認しました。
そうすると、事故の直前に、①ご依頼者様がクラクションを鳴らしていたこと、②加害者がご依頼者様の車に気づくことなく(こちら側を見ることなく)路外進出しようとした様子が映っていたので、かかるドライブレコーダーの画像を用いて、交渉を進めることとしました。
ドライブレコーダーの映像を、CDRに焼くとともに、具体的な事故状況、特に、上記の①②の点を、秒数とともに示すことで、相手方保険会社にも有無を言わせずに、80:20の過失割合から修正すべき事案であると認識させることとしました。
その結果としては、相手方保険会社もあっさりと1割の修正を認め、過失割合を90(加害者):10(ご依頼者様)と、10%も有利に修正することができました。
担当弁護士がドライブレコーダーの映像を確認し、それを書面にまとめるなどして交渉を進め、結果的には相手方保険会社からすぐに譲歩を引き出すことができました。
ご依頼者様は、お怪我を負われており、まだ治療中であるものの、物損における過失割合の交渉結果にご納得いただき、その後安心してご通院いただくことができております。
過失割合の交渉については、交通事故に精通した弁護士法人ALGの神戸法律事務所の弁護士にお任せください。
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