事故態様は、信号のない交差点においてご依頼者様運転の自動車が右折していたところ、交差道路右方向から相手方自動車が直進してきて衝突したという事案です。 ご依頼者様は本件事故により、頚椎捻挫等の傷害を負いました。
また、乗車していた車両の損傷について、ご依頼者様が加入していた保険会社と相手方保険会社との間で交渉が進んでおりました。
そこで、物損の賠償交渉において相手方保険会社から提示された過失割合が適切かどうか、過失割合について交渉することはできないかという点につき当法人にご相談いただきました。

当職が事故状況等を詳細に聴取し、具体的な事故の状況を踏まえ、人身・物損共に相手方保険会社から提示された割合以上に有利な過失割合での示談を目指し、ご依頼を受けました。
賠償交渉においては、まず、物損の交渉にあたり、相手方保険会社からは基本割合として８：２の過失割合が提示されました。
そこで、ご依頼者様のお車のドライブレコーダーの映像記録をもとに、具体的な事故状況を踏まえて過失割合の修正要素について相手方保険会社と交渉を重ね、最終的には９：１という割合で賠償交渉することについて合意に至りました。
過失割合が有利に動いたことで物損についてご依頼者様にもご満足いただける形で示談に至ることができました。
また、人身については、半年程度通院した後症状固定し、当法人において資料を収集して被害者請求により後遺障害申請を行い、後遺障害等級14級9号と認定されました。
残存症状につき後遺障害等級認定を得られたこと及び物損と同様に有利な過失割合で示談に至った点で、ご依頼者様にもご満足いただける形で示談に至ることができました。

ドライブレコーダーの映像を踏まえて過失割合について積極的に交渉を重ねたことでご依頼者様にもご満足いただける結果を出すことの出来た事案でした。