ご依頼者様は、バイクで走行中に右側車線から車線変更してきた相手方車両と衝突して転倒する事故に遭い、左第５中手骨骨折、左鎖骨骨折、左橈骨遠位端関節内骨折等の傷害を負われました。

相手方保険会社とやり取りする中でいざこざがあり、相手方を信用できなくなってしまったため、今後の保険会社対応を依頼したいとのことで、ご相談に見えました。

当法人の受任後は、保険会社との連絡窓口を交代し、治療に専念いただきました。
約1年4か月間の治療期間を経て症状固定と診断された時点でも、骨折後の左手関節や鎖骨の疼痛が残ってしまったため、当法人にて後遺障害申請手続を行った結果、左関節の疼痛の症状につき12級13号が認定されました。

示談交渉の際は、ご依頼者様の収入につき事故後に減収がなかったことから、逸失利益が主な争点となりました。
そのため、ご依頼者様に事故後の仕事の支障等を詳細に聴取し、書面及び口頭にて相手方に説明を行ったところ、約660万円の逸失利益が認められ、その他慰謝料等も裁判基準に基づく相当金額が認定された結果、最終金額約890万円(自賠責保険金を含む)にて示談が成立しました。

当法人にご依頼いただいたことで、煩わしい保険会社対応から解放されて治療に専念することが可能となったことや、適切な後遺障害等級と賠償金額が獲得できたこと等から、大変満足いただけた事案でした。