ご依頼者様は、交差点近くの歩道に立っていたところ、交差点で乗用車とバイクの衝突事故が発生し、事故の衝撃により歩道に突っ込んできたバイクと接触し、左足関節脱臼骨折、左足舟状骨骨折等の傷害を負われました。
大怪我を負われて入院中であったご依頼者様は、相手方保険会社とのやり取りを弁護士に任せたいとのことで、当法人に相談に見えました。

当法人の受任後、相手方保険会社との窓口を交代し、入退院時のやり取り等は全て当法人が代わって行いました。また、入院雑費の支出や事故後の休業による減収のため、ご依頼者様に経済的負担が掛かっていましたが、経済的負担を軽減できるよう相手方と内払の交渉も行いました。 そして、ご依頼者様は約9か月間治療を行ったものの、左足関節の機能障害、左足のしびれ・痛み等の症状が残存していたため、当法人にて必要な書類を収集し、後遺障害申請を行ったところ、同症状につき併合12級が認定されました。

示談交渉では、裁判基準に基づく傷害慰謝料や後遺障害慰謝料のほか、逸失利益等を請求しました。交渉の結果、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料は訴外交渉での相当額が認定されたほか、逸失利益は請求額どおり認定され、当初の請求額とほとんど変わらない約2240万円（自賠責保険金を含む）にて示談が成立しました。

当法人にご依頼いただいたことで、煩わしい手続きや相手方とのやり取りを行うことなく治療に専念いただき、適切な等級認定が得られたほか、適切な賠償金額が獲得でき、ご依頼者様にご満足いただけた事案でした。