慰謝料は請求満額、逸失利益は適正な金額で早期に示談成立した事例
事案の概要
本件は、依頼者が車道を自転車で走行していたところ、後方から走行してきた加害車運転車両が依頼者に接触して生じた事故です。
依頼者は、頭部をコンクリートに強く打ち付けてしまい、意識を失ってしまいました。
埼玉法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
1 後遺障害等級について
診断書を取り寄せたところ、脳挫傷等の傷病や依頼者が事故当時に意識障害を生じさせていたとの記載がありました。
そのため、担当弁護士は、高次脳機能障害と認定される可能性があると考え、後遺障害等級申請を考えていました。
そこで、担当弁護士は、依頼者の治療中より後遺障害等級申請を見据えて、主治医に医療照会を行う等準備を行っていました。
その結果、依頼者は、後遺障害等級「9級15号」と認定されました。
2 交渉の経緯について
上記等級を前提に、傷害慰謝料、後遺障害等級慰謝料、逸失利益を中心に加害者保険会社との交渉を行いました。
交渉の結果、傷害慰謝料と後遺障害慰謝料は請求金額満額を、逸失利益についても適正な金額を獲得することができ、早期のうちに示談が成立しました。
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